咳止めを飲むということ ①



写真にあるのは『エスエスブロン錠』の空き瓶です。

咳止めのオーバードーズで、おそらく一番使われているものだと思います。

 

薬局などにもよりますが、60錠がおおよそ1100円。84錠が1500円ほど。

せきやたんなどに効く薬で、一日3回、成人であれば一回4錠が正しい用量用法です。



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Twitterから、咳止めを過剰摂取している、または過剰摂取していた、という方々にお話を聞かせて頂きました。

 

なぜ『咳止め依存』について書こうと思ったのか、理由はシンプルで、私は現在も咳止めの依存症だからです。

 

ブログにて、少しずつ書いていこうと思います。

 

 

 

私が咳止めを飲もう、と思ったのは高校一年生の時でした。

肌に合わない高校生活でストレスが溜まり、鬱の症状が出始めたとき、Twitterで『エスエスブロン錠』を過剰摂取しているアカウントを見つけ、それの真似をしたのがきっかけでした。とにかく、辛さから抜け出せるなら、そう自分に言い聞かせて悲劇のヒロインのように酔いしれては居ましたが、実際のところは好奇心に負けたのでした。何か、悪いことをしているドキドキ感も加わって、飲むのに躊躇はしませんでした。

 

当時は、まだ精神科にもかかっていなかったし『薬を大量に飲む』なんてことを考えたこともなく、どれくらい飲めばいいのか、2ちゃんねるのスレッドを何年分も遡りました。

『最初は少量から始めないと吐くよ』

グレープフルーツジュースで飲むと効きが増すらしい』

そんな情報を頭の中にメモしながら見つけたのは『ブロン始めてから10キロ痩せたw』というコメントでした。

他に咳止めに対して否定的なコメントや『切れ目がキツい』なんてコメントもありましたが、当時の私にとって『辛さから抜け出して気持ちよくなれて、尚且つ痩せるだなんて!』といった風に、咳止めへの期待は増すばかりでした。

 

学校帰りに薬局に寄り、風邪薬コーナーで紫の箱を見つけ、60錠入りのものを手に取りました。不審がられては困ると思い、マスクをしてわざと咳こみながらレジに出すとなにも問題なく買うことが出来ました。当時、価格は980円ほどだったと思います。

 

家族や知人に見られると困ると思った私は、公園にある公衆トイレの一番奥の個室に入り、箱を開け、サニタリーボックスに空き箱をぎゅっと詰め捨てると、瓶を開けて錠剤をざらざらと手に出しました。

白くて丸い粒に、なんだか可愛いな、なんて思ったのをよく覚えています。

 

コンビニで買ってあった紙パックのグレープフルーツジュースの封を開けストローを挿すと、きっちり20錠を数え、5錠ずつ分けてジュースで飲み込みました。

やけに甘いその錠剤と、100%のグレープフルーツジュースが酸っぱくて、それにずっと汗をかいた手に握っていた白い錠剤が溶けて手にはべっとりと白い色が付着していました。

 

どっくんどっくん心臓が脈を打っていました。





少し体調回復したら続きを書こうと思います。今日はここまで。