咳止めを飲むということ ②

 

 

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初めて咳止めを多量に飲んだことで興奮していたのか、なんだか身体はふわふわしていました。

これが咳止めの効果なのか!と思った私でしたが、どうやら違ったようなのでした。

 

さすがにずっとトイレの中には居られないと思った私は、家に帰ろうと歩きだしました。

この公園からバスで30分ほどでしたが、バスの中で揺られながら「なんだろう。全然変化を感じないぞ」と思い、揺れる座席で追加の10錠を飲みました。

喉にちょっとした、詰まるような違和感を感じたくらいで、身体は気持ちよくもなんともなく、至って正常でした。

やっぱり、デマなの?飲む量が少なかったかな。

そんなことを思い少しがっかりした気持ちで家に着いてベッドに横になると、身体がぐわんと重くなりました。

飲んでから1時間半ほど経ってから、初めて変化を感じました。

頭が、重い。身体が、重い。ふわふわ浮いているような感覚でした。

 

あぁ、これか〜!なんて気持ちがいい、なんだか久しぶりに気持ちも楽になったような気がする。

ずんと身体が心地よくだるく、自分でも目がとろんとしてきたのが分かりました。

ただ、喉の渇きが酷く、キッチンまでとろとろと歩いて冷蔵庫の中にあったお茶を一気飲みしました。

また部屋のベッドに入ると、急にお腹の中がぐるぐる気持ち悪くなってきました。

あれ、なんか、気持ち悪い。追加した10錠が飲み過ぎだったか。急にこみ上げてきた吐き気でトイレに駆け込むと、黄色の液体を勢い良く吐き出しました。

しばらく吐き続けると、少し身体が楽になり、またとろんとした状態になりました。

喉の渇きは酷かったし、嘔吐のあとのすっぱい味で気持ち悪かったけれど、それでも「こんな素敵な薬があるだなんて」「もっと早く知りたかった」と思うほどでした。

しばらく寝転んでふわふわ感を楽しんでいると、すっと意識が飛ぶような、起きているのか寝てるのか分からない心地よさに包まれました。

(後から調べると、これは咳止めに含まれるコデインの効果によってうとうとする『コデ寝』というものらしいのでした。)

 

ぼーっと起きたり寝たりしているうちに気がつくと2時間が経っていて、母親に「ご飯だよー」と起こされました。

もうそんな時間なのか、と思ったと同時に、最後にした食事から随分時間が経っているというのに、食欲が消え失せて、全くお腹が空いていない自分に気がついて嬉しくなりました。

そうか。咳止めがダイエットになるっていうのはこういうことなのか。

「なんか調子悪いから後で食べるね」と返事をして、もう少し咳止めの効果を楽しもうというところでした。

 

なんか、痒い…

身体全身があちこち痒くて、伸びた爪でポリポリ搔き始めると、どんどん痒みは増していて、気がつくと全身跡になるまで身体を掻き続けていました。

あぁ!もう!痒い!

身体だけでなく顔や頭も痒くて、なんだかイライラしてきました。

またお腹もだんだん気持ち悪くなってきて、トイレに駆け込むと再度吐きました。

身体は脱水症状を起こしているのかブルブルと震え、気持ち悪くて、痒くて、いらいらして叫びそうでした。

 

家族にバレないように慌てて部屋に戻り鍵を閉めると、歯を食いしばりながら込み上げてくる大きな苛つきと戦っていました。

 

 

次回明日に更新します〜